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布団の用語集 > 真綿布団


真綿について

布団の種類
真綿の原料
真綿(まわた)とはどのようなものか、ご存知ですか?聞いたことがないとか、「綿」の字がつくからコットンかしら、それも「真」の字がつくからとびきり上等なものと答える方が多いのではないかと思います。真綿とは繭(まゆ)をわた状に引き伸ばしたものをいいます。古くはこれを「わた」と呼んでいましたが、のちに木綿(もめん)わたが登場したため、真綿と呼ぶようになりました。
やはり繭から作られるものに「絹」があります。こちらは繭から紡いだ生糸で作られた織物のことをさしますので、真綿と絹は姉妹関係になります。天然繊維の女王と呼ばれている絹と同じ繭を原料とする真綿は、絹同様の優れた特性があり、強く、軽く、保温性に富むため、古くから防寒具として用いられ、「ふとんわた」としても利用されてきました。それは「真綿ふとん」と呼ばれ、高級品として珍重されていました。
地球を取り巻くオゾン層の破壊等の環境問題が深刻になり、高齢化社会の到来を間近に、健康維持・増進の重要性が叫ばれているいま、地球にやさしい天然の健康素材として絹が脚光をあびるようになり、真綿ふとんも健康寝具として注目されています。
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絹と真綿の歴史

5千年前に偶然発見された「絹」
今から5千年も昔のこと。中国の祖と崇められた黄帝のお妃が、ある日山繭(野蚕/野生の蚕がつくった繭)をあやまってお茶の中に落としてしまいました。お箸で拾い上げようとしているうちに、その繭は純白の糸に。これが絹の誕生です。やがて、蚕は家で飼われるようになり、養蚕が始まりました。シルクロードを通じて中国の絹はヨーロッパにもたらされ、富と権力の象徴として扱われてきました。

卑弥呼も知っていた
卑弥呼も知っていた 日本に養蚕技術が伝わったのは弥生時代前期といいますから、今からおよそ2,300年前のこと。女王卑弥呼も蚕を飼っていたといわれています。「魏志倭人伝」によれば、卑弥呼が中国の明帝から金印を授与されたときのおかえしに国産の絹を献上したことが記されているのです。

実用的に活躍してきた真綿
甲綿 真綿は軽くてあたたかいことから、防寒具として綿衣などが作られていたようです。花嫁さんの綿帽子も、もともとは寒さから身を守るために真綿をかぶっていたことが始まりだとされています。また、矢弾を防ぎ身を守るほどの強さがあることから、戦闘衣(甲冑)も真綿で作られました。さらに、真綿は今日の紙の役割を果たしていたことも分かっています。

真綿は高嶺の花
万葉歌人・山上憶良の「貧窮問答の歌」に、真綿はあたたかいけれどもとても高価で、庶民には手が届かないというようなことが書かれています。真綿そのものを掛けて寝るという風習は、上流社会においては古くからあったようですし、そのあたたかさを庶民も知っていたことがうかがえます。歴史的にみれば絹のような華やかさはないものの、生活にしっかりと根づいていたことが分かります。
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絹になる繭、真綿になる繭

繭ができるまで
繭糸の配列状態 蚕の一生はわずか57日ほどの短い命です。幼虫は桑の葉だけをもりもり食べ、4回も脱皮を繰り返します。糸を吐くころには、生まれたときの1万倍もの体重に成長しています。やがて蚕は頭を8字形またはS字形にふりながら、1,500mほどの糸をおよそ2昼夜吐きつづけ、美しい一粒の繭をつくりあげます。蚕は繭の中でサナギとなり、蛾になって繭殻を破って飛び立ちます。繭殻が破られると繭の商品価値が著しく低下するため、養蚕農家では蛾になる前に殺蛹し、かたちのよい正繭だけを製糸工場へ出荷します。製糸工場ではほとんどの絹織物の原料となる生糸が作られます。

絹にする繭と、真綿にする繭の違い
真綿に使われる繭
繭の種類は「正繭」以外に、繭から蛾が抜け出して大きな穴のあいた「出殻繭」や、2匹以上の蚕が共同して1つの繭をつくった「玉繭」などがあります。「正繭」以外の繭やつぶれたり汚れた繭は、生糸の製造に適さないため出荷する前に取り除かれます。これらが真綿の原料となるのです。しかし、品質のよい真綿には正繭が使われます。
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繭糸の不思議

繭糸の構造・成分
繭糸の横断面 一粒の繭から得られる糸は、長さがなんと1.2~1.5km、太さは2.6~3.2デニール。天然繊維の中で最も長く細いものです。(デニールとは糸の太さを表わす単位で、数字が大きくなればなるほど太くなります。)繭糸は2本のフィブロインという繊維がニカワ質のセリシンに包まれた構造になっています。セリシンは熱やアルカリによって、やわらかく膨らんだり溶解したりする性質があります。この特性を利用してさまざまな質感の絹製品が生み出されています。
1本のフィブロインは100本ものフィブロリルの束からなっており、1本のフィブロリルはさらに無数のミクロフィブロリルの束からなるという際限のない繊維の束なのです。これら無数の繊維の隙間に空気がたまるため。絹や真綿は保温性に優れ、同時に通気性を高めているのです。さらにフィブロインは18種類ものアミノ酸からなるたんぱく質でできていて、それは人間の皮膚にとって必要不可欠な成分でもあります。水と結合しやすい原子団をもっているため、汗として発散する水分をすばやく吸収し、放湿するというすばらしい特性があります。

床ずれや皮膚炎を予防
絹には優れた吸湿性・放湿性があるため、床ずれや皮膚病によって染み出るリンパ液をきれいに吸い取り、すばやく蒸発。皮膚がむれることはありませんし、患部の清潔さが保たれるため、治りを早めるのでしょう。

紫外線を防止
皮膚の老化を促進し、皮膚ガンを誘発されるといわれる紫外線。絹の成分であるたんぱく質は、この紫外線を吸収するという作用があります。
絹で作られた布団

美容に、老化防止に効果的
絹に含まれるアミノ酸には、皮膚細胞を活性化させる作用、吸湿性・放湿性に優れている点、紫外線を吸収する作用があることなどから、早くから化粧品や肌を保護する保健衛生的商品に実用化されています。また、アミノ酸のひとつであるチロシンという物質は、痴呆症を予防する効果があるといわれています。

可能性を秘めた、古くて新しい素材
絹は肌にやさしいということは昔から言われています。繭糸の成分が人間に必要なたんぱく質であることから、人間の組織や細胞になじみがよく、近年になって医療や美容への応用も進められています。繭糸は今日まで主に衣料分野で発展してきましたが、今後はバイオテクノロジーなどの先端科学によって、新しい利用方法が開拓される可能性を秘めた、古くて新しい素材なのです。
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真綿布団の特徴

健康維持・増進に役立つ真綿ふとん
掛けふとんに求められる保温性、吸湿性・放湿性、かさ高性、軽さ、フィット性といった基本性能を満たすだけでなく、肌にやさしい天然素材であることが魅力の真綿ふとん。

さわやか!
真綿の吸湿性は綿の1.3~1.5倍、また綿が60分で放出する水分を、真綿は40分で放出します。すなわち、皮膚から発散される汗や熱をよく吸収し、すばやく外に出すため、肌はいつもさわやかで、ムレ感がありません。

あたたかい!
繭は1粒2~3グラムの繊維のかたまりです。軽くてやわらかいので体へのフィット感はバツグン。また、繭糸は無数の繊維で構成され、1本1本の繊維の隙間に空気の層ができます。しかも真綿は何層にも重ねてつくられるため、さらにたっぷりと空気を含む構造になります。
真綿布団

心地良い!
真綿に触れたときの感情の揺れを脳波を通して目で見る研究によると、真綿は心をリラックスさせ穏やかにする作用があります。それは快適で健康な眠りにつながる大切な特性といえます。

清潔!
真綿ふとんは静電気が起こりにくいので、ホコリやチリを寄せ付けず、さらに消臭・防臭効果もあるので清潔で衛生的です。

やさしい!
「美人は夜つくられる」肌の新陳代謝が活発になるのは、午後10時から午前2時。たんぱく質を成分とする繭糸からつくられる真綿は、人間に必要なアミノ酸を含み、皮膚細胞を活性化される作用がありますので、みずみずしく健康的なお肌を保ちます。

安心!
天然繊維なので防炎加工をしてなくても燃えにくく、有毒なガスを発生することがありません。安心してお使いいただけます。
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真綿づくりの作業工程

練り
練り
すすぎ
すすぎ
袋真綿の延ばし
袋真綿の延ばし
干し
干し
仕上げ
仕上げ
 

角真綿の延ばし
角真綿の延ばし
角真綿の延ばし

真綿ふとんづくり
真綿ふとんづくり
真綿ふとんづくり
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東京西川の真綿布団

東京西川の真綿布団
良質の繭からつくられた真綿ほど、真綿本来が持つさまざまな特性が生かされた高品質の真綿ふとんになります。西川産業では、厳選された真綿だけを使用し、徹底した品質管理の基で製品化しています。

季節に合わせてお選びください。
寝具は組み合わせて使います。お使いになる季節に応じて、入れ目の量が異なりますので、参考にしてください。
夏は薄手を・・・シングル/0.5kg
春夏は中厚を・・・シングル/1.0~1.5kg
冬は厚手を・・・シングル/2.0kg

季節に合わせてお選びください。
入金真綿(いりきんまわた)
袋真綿 福島県保原町を中心に生産される真綿で、全国一の生産量を誇り、「入金真綿」という銘柄で全国に知られています。国産真綿の最高級品で、その大半は結城紬など高級紬織物の原糸として使われ、若干量が高級寝具用に使われます。
福島県産の繭だけを用い、今から370年前の慶長年間の頃に考案された「袋真綿」という製法でつくられています。繭5個でつくる袋真綿を何層にも重ね合わせて作り、1日に2人がかりで2枚のふとんしか作れないため、たいへん高価なものになります。

近江真綿(おうみまわた)
角真綿 滋賀県坂田郡近江町一帯で生産される真綿で、「角真綿」といわれる製法で作られます。 その製法、ふとんに手挽く技術は丹念で伝統の手法を今に伝えています。厳選された繭を使用し、かさ高があり、多くの空気を含みます。

中国真綿(西川オリジナル)
中国製の真綿は各地で生産されていますが、東京西川では浙江省桐郷(トンシャン)でつくられる良質な真綿を使用しています。漂白剤を若干使用していますので、他の真綿より白度があります。
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真綿布団

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